TOP / 株で成功する為には？ / 投資格差は、なぜ起きるのか？２
投資格差は、なぜ起きるのか？【②投資金額】
みなさんは、株式投資にどのくらいの資金を使っていますか？個人投資家のみなさんは、生活に困らない余剰資金の中から、せいぜい数十万円から百万円程度でスタートすることが多いのではないでしょうか。
しかし、実際に株式投資をした人は経験があると思いますが、例えば、30万円程度の銘柄を買おうと探してみると、出来高ランキング上位にある人気企業の株の中には買えないものもあります。
つまり、銘柄を選択する段階で、選択の範囲が狭められてしまうのです。それでも、30万円ほどで買うことのできる銘柄はあります。
例えば、単元株1株だけ30万円で買ったとしましょう。この株が5％上がったとすると、1万5000円の含み益を得たことになります（手数料などは考えない）。
しかし、株で得る利益にしては物足りないですよね。
同じ株を10株300万円買った人は15万円、100株3000万円買った人は150万円と、投資金額によって利益も大きくなりますし、何より、その後の売買についても選択肢の幅が大きく広がります。
自分が保有している銘柄だけでなく、視点を変えて、他のさまざまな銘柄の動きを見ていれば、大化け株を手にすることができるかもしれません。
株式市場には、たくさんのチャンスがあるのです。それが、投資資金が少額になればなるほど、他の銘柄に投資できなくなります。つまり「機会損失」が生じてしまうのです。
そう考えると、少額の資金で株式投資をするのは初心者にはなかなか難しいということが、お分かりいただけるのではないでしょうか。
