サンプル(日本株投資戦略レポート)
                         2007/08/13投資戦略            2007/08/13                                                                                          

日本株の現状

ますます進む二極化

以前も何度も触れておりますが、今の日本株は上昇を続ける銘柄と下降を続ける銘柄と真っ二つに分かれる状況が続いております。

下降を続ける銘柄の代表

@新興市場銘柄

これは様々なところで触れておりますので、ご理解いただけていると思いますが、ライブドアショック以降ごく一部分の銘柄を除いて下げ止まることなく2006年1月以降ほとんど良いところがありません。

代表的な指数であるJASDAQ指数は2006年の1月2904ポイントから2007年の8月10日1966ポイントと32%の下落。マザーズ指数は2799ポイントから762ポイントとまさに暴落となっております。ここに来ても下げが加速しており、いまだに一部の銘柄を除いてはお勧めできないのが現状です。

弊社のライブドアショック時の対応をご覧ください。

A銀行株

例えば、三菱UFJフィナンシャルグループは2006年4月の195万円から2007年8月10日118万円までほぼ一貫して下げてきております。

これらとは別に2007年6月以降大きく下げてきた銘柄があります。

B損保株や電力株、不動産株、食品株、通信株などが代表。

例えば、

三井住友海上火災保険株は6月の高値1728円から1311円まで2ヶ月で24%の下落
(外人持ち株比率41%)

東京電力は6月高値4170円から直近安値3150円までこれも24%(外人持ち株比率20%)

三菱地所も3900円から2925円まで25%(外人持ち株比率41%)

日本水産6月高値880円から597円まで32%下落(外人持ち株比率31%)

と日本の代表的な銘柄がとことん6月の中旬から7月下旬あたりまで大きく売られてきたのが現状です。

これらの売りは皆一様に6月に一回高値をつけて商いが盛り上がったところから急落となっており、五月雨的に売り物がかさんで7月末から8月初頭に出来高を伴って一端の売りピークとなってきております。

この売りのピークはセイリングクライマックスの様相を示しております。(相場が底を打つ時に出来高を伴って投売りが出て下げ相場が終焉すること)

これらは外人の持ち株比率も高く、機関投資家好みの銘柄です。ヘッジファンドなどの値段に構わず売らざるを得ないような一方通行的な売りに押された感じがあります。昨日欧州系ファンドが凍結するなど海外金融機関の経営状況と関係があるかも分かりません。

一方で、これら弱い銘柄が先に売られてきたのとは別に私たちのお勧めしてきた任天堂や中国塗料、日本ガイシ、イビデンや海運株などなどの基調の強い銘柄は逆に7月の末までは、逆行高していく感じでした。あまり下げ相場には関係ない状態が続いていたのです。しかし7月末から8月初旬にかけては逆に先の売られた銘柄を買うがための売却という感じで一気に現金化されていった形跡が見受けられます。

今後の相場を見る上でのポイントとなる点は?

まず今後の相場を見ていく上で重要なことは、先の電力株や不動産株、銀行株などの下げ止まりが確認できるか否かと言う点が一つ。これら内需系の銘柄は弱い基調が続いており、弊社では今まで買いをお勧めしていませんが、相場全体の雰囲気を左右すると思いますので注意が必要です。特に7月下旬から8月上旬の安値を再度割り込むか否かと言う点が重要でしょう。割り込むと言うことは先の投売りがまだ終わっていないことを意味します。

弊社ではこれらの一連の銘柄が更なる売り物に押されていく可能性は現段階では非常に低いと見ております。

つまり7月下旬から8月上旬の安値で一旦止まって行くのではないでしょうか?

しかし、注意が必要です。今、米国ではサブプライムローンの問題が出てきており、金融不安が高まってきております。売らざるを得ない持ち株の処分と言う需給悪の要因が落ち着いてくるかどうかはいまだ不透明です。これを今は見極めていくことが得策と考えております。それにはいま少し時間がかかるのではないでしょうか?

この弱い銘柄群とは対照的に7月下旬まで非常に強かった弊社の注力銘柄は、現金化のため利食い売りに押されがちの状況が続いています。しかし、弊社のメインシナリオである世界景気の拡大に今のところ変調は見られません。米国景気や日本景気の低調さを欧州やアジア、中東の好調さで補う構図に変化はありません。ここに変化が現れない限り、数多くの銘柄が今後大きく育っていくと判断しています。

このような候補としては大化け候補銘柄として順次追加していきますので是非ご参照ください。プチ株などを活用して、財産形成にお役立てください。証券会社の口座開設の準備が出来ていない方は、この停滞期間というチャンスを活かして今のうちに準備を進めておかれることをお勧めします。

☆初心者の方の今の相場への対応方法

プチ株やミニ株を利用することで中国塗料や日本ガイシなど良いと思う弊社注力銘柄を少しでも購入しておくと言う感覚がよろしいのではないでしょうか?随時又紹介させていただきますので、順々に買い足していくことでリスクは分散されます。

☆中上級者の今の相場への対応方法

やはり現金比率を高めておいて、次の相場に備えておくのが良策と思います。現金比率を高めておくことで次のチャンスにも備えられます。中長期で大きく財産を増やしたい方は、やはり弊社の推奨する大化け候補銘柄の安いところを購入していくと言うスタンスが良いのではないでしょうか?

短期タイミング等は短期推奨で計っていただければと思います。ただ短期で参戦する場合は、ロスカットを厳密に行ってください。ロスカットをきったら一度売却しておくことをお勧めします。ロスカットに達成しても再度お勧めする場合もありますが、その時は再戦するのが良いと判断しています。

今は乱高下が激しく儲かる値幅も大きくなる可能性もありますが、逆もありうる時期と認識した上で短期の売買は行っていただければと思います。

また、相場が良くなったときに備えて今は弊社も十二分に英気を養い、精度の高い情報を皆様に提供していきますので今後ともよろしくお願いいたします。